9、100人中100人全員に賞賛される人はいない!
お客を相手にする職種、特にマッサージ・整体・理美容・エステなどのように割りと長時間お客と向き合うものでは、ほぼ完璧にサービスを提供しても、お客の評価はまちまちです。喜んでお帰りになる方もいる反面、面白くないような表情でお帰りになったり果ては怒り出したり後々クレームを言ってきたり…。
ただ、人間を扱っているわけですから、すべてのお客からいい印象を持たれなくても、それは仕方ないのではないかと思います。
極端な例ですが、とんこつラーメンの美味しいお店があったとします。100人のお客が入ったとして、果たして100人すべてが喜んで帰るでしょうか?。とんこつラーメンの好きなお客でも「おいしい!」と思う方だけでなく、「生臭いにおいが強くて(あるいは弱くて)嫌」「ネギがたくさん入りすぎて(あるいは少なすぎて)嫌」「紅しょうががしょっぱすぎて(あるいは味気なくて)嫌」などマイナスに捉えてしまう方も必ず何人かはいます。他の職種だって、結局はこれと同じです。
100人中60人くらいから良い評価が得られれば良いのではないでしょうか?
私は今、店舗のお客のリピーター率(一度ご来店されたお客が、再び足を運ぶ確率)は約70%です。もちろん、残りの30%の方々がすべて指圧マッサージ
サムライと縁が切れたわけではないですが、「俺はマッサージの機械がたくさん置いてある所じゃないとダメだ!」「襟つきの白衣とネクタイでビシッとキメてもらわないと困る!」「私はオシリの回りだけこれでもかと触ってもらえないと嫌」というようなお客がもしいたとしたら、絶対に疎遠になるでしょうね。