17、「強揉み・強押し専門店」にされないために
私はご来店されるお客に対して、必ず「何で当店をご存じになったのか?」を伺います。パンフレット・インターネットのホームページや総合サイトでの告知・すでにご来店された方の紹介なら大歓迎ですが、一つ警戒せざるを得ない場合があります。それは、「同業の他店による紹介」です。
もちろん、善意で当店を紹介してくれるなら良いのですが、問題なのはその店や治療院で対応できない方(もっとも多いのは、強揉み・強押し希望者で、他にはいわゆる「クレーマー」です)を安易に他に紹介する場合です。まあクレーマーは、クレームを付けた所の話など真に受けないでしょうから問題になることはほとんどないでしょう。でも、「強揉み・強押し希望」の方はその方々にはまったく非が無く、単に「自分の満足できる圧で施術してもらいたい」だけですから問題になるのです。
もちろん、「強揉み・強押し希望者」が他店の紹介で回ってきても、正当な理由がなければ受け入れなければなりません。しかし、やみくもに他店の紹介者を行け入れていては、自分の店や治療院が「強揉み・強押し専門店」「強揉み専科」にされかねません。こうなると、イタズラに体力を消耗するばかりか、まんまと他店に他のお客を奪われかねません(いつ連絡しても満員だとお客が他へ流れる事が多いですから)。
当店はまだ知名度が低いですから、このような事はないです(と思います)が、うちのように「強揉み・強押し」に無条件で対応しているところは、もっとも狙われます。狙う相手とは、これもしつこいように出てきますが、機械ばかり使っているようなとても「強揉み・強押し」どころか普通圧の方の対応も怪しい所です(詳細は「14、怪しい機械が多いほど客離れは加速する」参照)。
このように門前払い(少なくとも私にはそう思えて気の毒に感じます)して他に回す一方で、自分達は「楽」な患者ばかり対応していること自体、他に回された方に対する侮辱と取れます。私は今後もお客に対してご来店のきっかけを伺うようにし、もし他店からの安易な紹介の場合(それらしき場合も含め)、その方に対しては手厚く受け入れると共に「門前払い」の事実もお知らせして該当治療院名を聞き出しそれなりの策を講じていくつもりです。
〔 追記 〕令和5年2月9日
平成23年10月頃の記事ですが、その後秘策を講じた事により、そうそう貧乏くじを引くような事は無くなりました。・・・というかここ数年は他がどうだこうだとか、一切関心が無かったので、当店内部で問題を解決していっただけなのですが・・・。
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