21、お客に専門用語ばかり使っても理解されません
私は以前、このような話を聞いたことがあります。「医師が患者に病状などを説明するとき、専門用語ばかり用いて患者を混乱させるのが凡医、専門用語を一般の言葉に訳したり例えを用いて分かりやすく説明できるのが名医」
整体・マッサージ・鍼灸などの療法に携わる方々も、多かれ少なかれ医学知識を専攻しているわけですが、やはり医師と同じことが言えるでしょう。難しい専門用語をバンバン口に出して、「キマッタ!」とはかりに自己満足にふけっていても、聞き手に全く理解されていないのでは「馬の耳に念仏」でしかないのです。「腓腹筋痙攣→こむらがえり」「膝窩→ひざ裏」「内果→内くるぶし」など、例を挙げればきりがありません。
まあそれ以前に、我々リラクゼーションに携わる者は、口先だけがご立派ではダメなのは言うまでもないのですが。
〔 追記 〕令和5年2月9日
こちらは平成24年3月に記載した記事です、約11年経過しています。平成28年ごろに上の記事に関連したブログを記載していますので、こちらもご覧いただけたらと思います。
なぜマッサージ系セラピストには「医者気取り」が多いのか?
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