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3、我々のやっている事は、「単なるサービス業」でしかない!

 

 マッサージなどの職業に携わる方は、よく「先生」と呼ばれる事があります。私はあまり好まないのですが(苗字で呼ばれるのを好むので)、中には「先生」と呼ばれることに誇りを持っている方もいることでしょう。
 これに関連してか、時々「俺は凄い存在なんだ」「私は偉いんだ」と勘違いをして、それを利用者(患者、お客様)の前で態度に現す方々がいます。
 そのような方にはぜひ再認識していただきたいことがあります。それは、医者だろうが弁護士だろうがタレントだろうが役所の職員だろうがマッサージ師だろうが、お金をもらってサービスの提供をしている限り、それは「単なるサービス業」でしかありません。
 異常に腰を低く保つ必要はないでしょうが、明らかにお客様から反感を買うような傲慢な言動や態度は控えるべきです。悪い噂は広がるのが早いもので、一人のお客様から「あの人は高飛車だ」「あそこの店員は愛想が悪い」などのレッテルを貼られて噂が広まってしまうと、公の企業でもない限り最悪死活問題となります。

〔 追記 〕令和5年2月8日
 この記事を記載した平成23年夏頃はまだネット上のポータルサイト(エキテンとか)やSNS(ツイッターとか)がそれほど普及していませんでしたが、その後目覚しく利用者が増加し、ネット上での口コミは重要なセールスポイントになってきました。
 なのでちょっと横柄な態度で営業をしていたりすると、知らぬ間にネット上に「○○のオーナーは威張っていて最悪!」とか書かれて、営業上の脅威にもなりかねません。もっともこういったネット情報機能を悪用して、行ってもいないのに「○○は最低!」とか情報を流すような事も起こっているので、必ずしもネット上の情報が絶対ではないのも事実です。
 いずれにしてもサービスを施す者、浮かれるべからず!これは言えますね。