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4、我々は職人であり商人でもある。

 

 前項「3、我々のやっている事は、「単なるサービス業」でしかない!」に関連した事ですが、我々マッサージ業などのようにお客様と直接向き合う職種(接客業)には、「職人としての顔」と共に「商人としての顔」も必要です。
 職人の部分はもちろん、その職種に関係する技術的な部分です。寿司店やラーメン店なら最大限良い品を作り上げる事ですし、美容室ならお客様の容姿をオーダーに近く仕上げる事です。マッサージや整体などは線引きが難しいですが、お客様が満足できる施術を提供する事で間違いはないでしょう。
 商人の部分も言うまでもなく接客です。数十年前まではこの部分がなっていない所も多かったのですが(昔の○鉄など)、最近は社員教育が徹底してきたのか、気持ちよく応対していただける所が多くなりました。以前ある歯科医に行った時の事ですが、来院や診察室に入ると同時にスタッフ全員から「こんにちは!」、出るときにはやはりスタッフ全員から「お大事にどうぞ!」と応対を受けて驚いたものです。
 医療系の職種では小売業などのように、「いらっしゃいませ!」など積極的な言葉が使えないため、どうしても接客がおろそかになりやすいですが。意識改革の出来ている所は随分差をつけています。
 マッサージ業者も、リラクゼーションに携わっている方はもちろんの事、治療院や病院勤務などの場合でも「職人であり商人」でありたいものです。

〔 追記 〕令和5年2月8日
 こちらも平成23年夏の記載ですが、その後も「商人」としてのリラクゼーション業者の意識は高まってきていますね(「職人」の部分は受け手の感じ方に個人差があるのでここでは記載を割愛しますが・・・^^;)